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- ビットコインを筆頭に仮想通貨人気が高まる昨今。
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- しかし、そのスポットライトを浴びているのはビットコインだけではありません。
ビットコイン以外のアルトコインへの人気が高まりつつあります。
以下では、数あるアルトコインの中から『サークルコイン』についてわかりやすく解説します。
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そもそもサークルコインとは?
サークルコインはアルトコインの一種になります。
そして、アルトコインとは、代替コイン(Alternative Coin)の略で、ビットコイン以外の仮想通貨の総称のことを指します。
その多くの根本的なシステムはビットコインといたって変わりはないと言われています。
アルトコインは世界中に1000種類以上、上場していないものも含めると1500種類以上あるとされており、日に日にその数は増加を続けています。
代表的なアルトコインには、『イーサ』『ライトコイン』そして日本の匿名掲示板である『2ちゃんねる』から誕生した『モナコイン』などがあります。
そんなアルトコインの特徴の一つとして、登場当初は価格が非常に安く、その後に爆発的に価値が伸びることが稀にあります。そのため、一発逆転を夢見る投資家の人々から根強い支持を集め、その人気は常に存在しています。
サークルコインの発祥
サークルコインとは、アメリカのラスベガス州にある『NEOSEED CORP.』という会社が発行した仮想通貨です。
会社が発行するという点においては、サークルコインもビットコインやイーサリアムと特に変わりはありません。
しかし、発行元の「NEOSEED CORP.」がサークルコインの情報を積極的に提示していないため、詳細は定かではありません。
一部の噂では、税金対策をするためにラスベガスに会社を置いているという説も存在しています。
サークルコインの仕組み
サークルコインも他の仮想通貨と根本的なシステムは変わらないと上述しましたが、それぞれの仮想通貨の『開発理念』は大なり小なり変わってきます。理念が違うことによって、それぞれのコインの仕組みが微妙に異なり、提供されるサービスが大きくことなるということも珍しくありません。
そして、サークルコインの理念は『人の輪』とされています。
人と人とが現実世界で繋がりを持ち、その人と人との『輪』に利益を生み出すことを目的としていると公表されています。
サークルコインの理念を実現させるための『具体的な内容』としては、サークルコインを持っている人がサークルコインを持っていない人に【サークルコインを紹介】することによって、『マイレージ』と呼ばれる紹介料が発生するシステムとなっています。
まさに、現実世界でいう『紹介料ビジネス』の仮想通貨版と言えます。
また、サークルコインの仕組みには『変動固定相場制』という仕組みが採用されており、一定のレンジで価格が推移するようです。
サークルコインの価格
サークルコインが2016年9月にプレセールした際には、サークルコインの始値は1XCC=50円でした。
(XCC: サークルコインの単位)
ただし、これはプレセール時のみの価格で、正式なリリース時には1XCC=100円という価格でスタートしました。
そして、サークルコインは変動固定相場制というシステムであるため、価格が固定されています。
つまり『取引所が指定する金額でしか取引ができない』という点で、他の仮想通貨と異なります。
設定されている取引量を上回ると、価格が自動的に上昇する仕組みになっているようで、指定する量までは価格が取引所によって操作され、それ以上の量は自動的に上昇した金額で販売されるようです。
そのため、需要がなければ価格は一定で保たれ、需要がある程度ある場合は価格は上昇するという、なんとも中途半端な仮想通貨と言えるでしょう。
サークルコインの購入方法
サークルコインは他の仮想通貨のように、取引所や交換所などで簡単に購入できるものではありません。
なぜなら、サークルコインに関する情報は少なく、ラスベガスにある取引所でやり取りが行われているというレベルの情報しか明らかにされていないからです。
また、サークルコインを購入するには【すでにサークルコインを購入し、所有している人からの紹介が必要】であるため、サークルコインを所持している人を見つけない限り、サークルコインの取引を行うことはできません。
また、日本以外ではこのような【縁故取引】されているとも言われており、取引方法は依然としてマニュアル化されていないのが現状です。
そのため、どうしてもサークルコインの取引をしたいという方は、辛抱強くサークルコインの情報にアンテナを張るしか無いようです。
サークルコインの将来性
仮にサークルコインの所有者を見つけることに成功したとして、サークルコインそのものの将来性はどうなるのでしょうか?
否定的になってしまいますが、やはり情報の少なさがサークルコインの成長を妨げていると言えます。
インターネットで『サークルコイン』と検索をかけても、正確で有益な情報をスムーズに掴むことはできません。
一方で、他の仮想通貨に関しては、その仮想通貨を発行する会社がホームページを運営していたり、TwitterやFacebookなどのSNS上で情報を積極的に開示しています。
つまり、サークルコインは他の仮想通貨よりも情報を『圧倒的に掴みにくい』と言えます。
ですが、完全にネガティブな要素で溢れている訳ではなく、価格が上がる可能性もないとは言い切れません。
なぜなら、仮想通貨が法定通貨である円やドルなどとの交換が成立する以上、市場原理が働くことを否定することはできないからです。
また情報が皆無に等しくても、投資をする人は一定数いると言われていることを考慮すれば、サークルコインの価格が上昇する可能性はあります。