Bitex 社は、アラブ首長国連邦 (UAE) におけるデジタル資産を取引するための最新のプラットフォームをローンチしました。
ドバイを拠点とするこのプラットフォームは、ローンチ段階ではビットコイン、ビットコインキャッシュ、イーサリアム、ライトコインをサポートしています。
メディアの報道によると、同社はまた、現金をデポジットできる機能を持つ仮想通貨ウォレットのローンチについてもアナウンスしたとのことです。
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UAEでの法令変更が技術開発への拍車に
Bitex UAE 社の CEO である Monark Modi 氏曰く、このプラットフォームは銀行間の振替やクレジットカード、デビットカードを含む、複数の支払い手段を選べるとのことです。
現金デポジット機能により、ユーザは任意のタイミングで入金することが可能になると、Modi 氏は説明しています。ユーザの口座に資金が即座に入金され、その資金は24時間以内に取引可能な状態になるようです。
Modi 氏の「最近の UAE の規制変更によって、新しくて安全で専門的な取引プラットフォームを導入するには今が最もふさわしいときになった」という発言は、バーレーンのニュースポータルサイト Trade Arabia の11月22日の記事でも引用されています。
彼はまた、「UAE 政府はブロックチェーン戦略 2021 をもって革新的なリーダーシップを示した。そしてこのブロックチェーン戦略 2021 は、湾岸諸国においてデジタル資産をより身近なものにした」とも言っています。
Modi 氏は以下のように語っています。
「UAE 市民は、デジタル通貨をより安全に売買するための手段を求めてきた。彼らはしばらく前から国際的な取引プラットフォームを使用できる状態ではあったが、ローカルな取引手段がある方がはるかに利便性は高い。顧客にとって、まず最初に地域通貨をより広く使われている通貨に交換しなければならないよりは、地域通貨を直接デポジットできる方が簡単である。そしてそれは UAE を拠点とする企業を介した取引によって可能になるのだ。」
UAEは仮想通貨やブロックチェーンの最前線
bu Dhabi Global Market の金融規制機関である Financial Services Regulatory Authority は 6月、仮想通貨資産およびそれらに付随する活動を規制する枠組みを発表しました。
この枠組みは仮想通貨の取引に関連する潜在リスクに取り組むものであり、金融犯罪の容疑やマネーロンダリング、消費者保護、テクノロジー管理といった事項を扱うようです。
Financial Services Regulatory Authority のガイドラインは、ブロックチェーンや仮想通貨の使用や採用に対する UAE の前進的な姿勢の証として捉えられてきました。
Trade Arabia によると、Bitex UAE 社は仮想通貨を保存するためにマルチシグネチャ HD ウォレットを使用しているとのことです。
Bitex UAE 社の主張では、このシステムは3種類の鍵を使用し、資金にアクセスするためにはそのうち2種類の鍵を必要とするため、セキュリティが向上するそうです。
Linkedin のページでは「1つ目の鍵は Bitex UAE 社が安全に保管し、2つ目は Bitex UAE のウォレットパートナーが保管し、3つ目はリカバリ用の鍵である」と述べられています。
UAE は今や、仮想通貨やブロックチェーンの最前線へと発展しつつあります。
UAE の Blockchain Strategy 2021 によると「(Blockchain Strategy は) このグローバルなテクノロジー分野のリーダーであるドバイのポジションを狙っている」のです。
ドバイはまた、2020年までに独自の仮想通貨を運用開始するという計画をアナウンスしています。
*【Bitcoin.com】の許可の下、翻訳記事は作成されています。
以下、参照元サイトです(英語原文)。
https://news.bitcoin.com/cryptocurrency-exchange-bitex-launches-in-the-uae/