ビットコインの採掘団体の間で、カナダのケベックが関心の的になっています。
ケベック州は『安い電力』と、冬期の寒さによる『機器冷却費の削減』を売り出しています。
以下で、その詳細をわかりやすく解説していきます。
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カナダのケベックが注目を浴びる
あるカナダ人のバートランド氏は、モントリオール郊外の倉庫で約50のASIC機器(特定用途向け集積回路)を運用しています。
各機器の稼働費は1日に『90CAD』程度ですが、それらが生み出す利益は月に『$600CAD』にもなります。このような安い電力料金はケベック州の豊富な水力発電によるものです。バートランド氏は、これを目当てに、中国やアイスランドの採掘団体が関心を寄せていると言います。
モントリオールに拠点を置く州営の電力会社「Hydro-Quebec」は、ケベック州全体に電力供給を行なっています。
カナダ国内の水資源の40%はこのケベック州にあるとされており、水力発電量は『世界で4番目に大きいもの』となっています。ケベック州における住宅の平均的な電力料金は1kWhあたり『5.82CAD』です。しかし、Hydro-Quebecは最近に「産業活性化率」を来年4月1日から実施すると発表しました。
これが実現すれば、500kW増以上の再契約で電力料金の割引がなされ、1kWhあたり『3.30CAD』まで安くなるそうです。
中国の採掘団体も関心示す
中国当局による『仮想通貨規制の拡大』をおそれ、中国に拠点を置く採掘団体が海外への拠点移動を模索しています。
カナダの『ケベック』もその対象になっているそうです。
「Radio-Canada」は、「Hydro-Quebecに対し、アジアにある約10の大手仮想通貨企業から問い合わせがあり、大規模コンピューターセンターの設置を検討している」と報じました。
Hydro-Quebecの顧客担当を務めるエリック・フィリオン氏はこの報道内容を認めた上で、「モントリオールにある『Bell Center』は5メガワットの電力を消費します。しかし、問い合わせのあった団体は、それよりも大きい『5〜数百メガワットの電力契約』を求めています。巨大企業ばかりです。」
以下、参照元サイトです(英語原文)。
【Bitcoin.com】Quebec Attracts Cryptocurrency Miners with Inexpensive Hydropower